何度かメッセージを交わしている相手がいる。話していると楽しいけれど、相手も結婚を考えているのかは分からない。「結婚する気はありますか」と聞くと、急いでいる人だと思われるだろうか。
婚活で出会った相手だからといって、望む時期や交際への考えが必ず同じとは限りません。大切な希望を隠して付き合う必要もありません。ただ、交際前の問いと、交際が深まった後の問いは少し分けて考えてみましょう。
『真剣さ』という言葉の中身を、先に自分で確かめる
知りたいのは、いずれ結婚したいと考えているか。短期間で結論を出したいか。まず相手の人柄を知りたいか。それとも、交際に向けてお互いの時間を大切にしてくれそうか。
この四つは同じではありません。例えば「いつか結婚したいか」を知りたいのか、「今、結婚を考える相手と出会いたいか」を確かめたいのかでも、聞き方は変わります。「私は将来結婚できる関係を考えて出会いを探しています。今はどんなお気持ちですか?」と自分の希望から話し始める方法があります。結婚への意思があっても、仕事や家族の事情で時期は未定の人もいます。その答えを聞き、自分が必要としている時間や希望と照らし合わせて考えましょう。
自分の希望を短く話してから、相手の考えを聞く
「私は、将来は結婚につながる関係を大切にしたいと思っています。あなたは出会いを探すとき、どんな関係を思い描いていますか?」。相手の答えを誘導せず、互いに話せる聞き方の一例です。
知り合ったばかりで結婚生活の細部まで尋ねるより、今どんな気持ちで出会いを探しているかを聞く方が自然な場合があります。相手が「まだ分からない」と答えたなら、「考えていない」のか「これから知りたい」のかを、話せる範囲で聞いてみてもよいでしょう。
答えを聞いたら、『正しい返事』を探しすぎない
自分は早めに結婚したいのに相手は当面考えていない。その違いが分かれば、希望をどう扱うか自分で選べます。相手の考えを変えるために説得を重ねたり、自分の希望を小さく見せたりする必要はありません。
逆に「結婚したい」という答えだけで、今後のすべての行動が保証されるわけでもありません。予定や約束を相談できるか、自分の考えも大切にされるかなど、時間をかけて見えてくる部分もあります。
もう一歩深い話は、関係が育ってから
二人が交際へ進み、将来を具体的に考える段階になったら、希望する時期、住む場所、仕事などの相談へ進めます。初期にはお互いがどんな関係を望んでいるか、その入口を確かめることが中心です。
例えば「私は結婚を大切に考えていますが、すぐ結論を求めたいわけではありません。まずは互いのことを知っていけたらうれしいです」。そんなふうに、焦りではなく自分の希望として話せます。
結婚を考えているか尋ねることは、相手を試すこととは違います。相手にも自分にも、答える余地と選ぶ自由を残したまま、大切なことを言葉にしていきましょう。





