性格分析の結果を見て、相手にも知ってほしいと思う一方、全部見せるのは少しためらう。結果は自分を理解する材料の一つですが、そのまま相手に渡さなければならないものではありません。何のために、誰に、どこまで話したいのかを自分で選ぶことができます。
例えば伝えたいのが「急な予定変更のときは考える時間がほしい」ということなら、結果全体を見せなくても、次の予定の相談に必要な情報は伝えられます。自分が話したいことと、結果に書かれていることを、初めから同じ範囲にしないでおきます。
共有する目的から考える
「会話のきっかけにしたい」のか、「自分が苦手な場面を説明したい」のか、それとも単に気づきを話したいのか。目的が違えば、必要な言葉も違います。たとえば初対面の相手には結果の名称を伝えなくても、「大人数より、一対一だと落ち着いて話せます」と自分の経験で説明できます。
言い換えるときは、分析結果を自分に都合のよい証明へ変えるのではなく、「私はこういう場面がありました」と経験を添えます。「この結果なので、必ず前日までに予定を決めてください」より、「直前の変更だと慌てるので、分かった時点で知らせてもらえると助かります」と相談できます。
四つの欄で自分の範囲を決める
「話す相手」「共有する目的」「自分の経験として話せる一文」「今回は見せないこと」の四欄を使います。例なら、相手は交際を考えている人、目的は会い方の相談、話す文は「予定が続くと疲れやすいので、ゆっくり会えたらうれしいです」、見せないことは結果の全文、と分けられます。結果を見せたとしても、そこに書かれた言葉だけで自分を説明しきる必要はありません。
実際に何かを見せる前には、共有したい一文と、その周りにある情報を分けて確かめます。画像やメール全体に、氏名、通知、本人用のURL、見せたくない項目が含まれていないかを確認します。会い方の相談が目的なら、口頭や短い文章で自分の経験を伝えるだけで足りるかもしれません。相手に伝えた一文を、さらに誰かへ転送してよいという合意にも自動ではなりません。
短い文章を送る場合も、結果の原文をそのまま写したのか、自分の経験として言い換えたのかは区別できます。「結果を読んで思い出したのですが、私は予定が続くと疲れることがあります」と書けば、分析の全体像や相手の性格まで示す文ではないと伝わります。
一部の画面を見せたいときは、切り出す前の画面ではなく、実際に共有する画像を確認します。見せたくない情報が残るなら、その形式で送らず、言葉だけにする選択があります。画像を加工すれば何でも安心して渡せるという意味ではなく、今回の目的に合う方法を選ぶための確認です。
見せない選択を短く伝える
「全部は見せずにおきたいのですが、この点は自分でも当てはまると感じたので話したいです」と伝えることもできます。相手が関心を持ってくれても、結果の転送や画面提示を約束したことにはなりません。後で話す範囲を変えることも選べます。分析の名称より、自分が伝えたい経験と互いの希望を大切にしましょう。
「せっかくだから全部見たい」と言われたときも、「話したいのは今お伝えした部分なので、全体は自分で持っておきます」と返せます。相手を疑っているという説明にせず、自分の共有範囲として伝えられます。相手にも見せてほしいと交換条件にする必要はありません。
見せた後に「やはり広くは話したくない」と思ったら、「この内容は二人で話すために共有したので、ほかの人には回さないでほしいです」と希望を伝えられます。共有後の扱いを自分だけで決められるわけではないからこそ、送る前の範囲選びと、目的を短く添えることが役立ちます。





