自分の性格分析を読んで、「この一文は、いつもの自分に近い」と思った。相手にも見せたくなる一方で、「あの人はきっと、このタイプ」と当てはめてしまいそうになる。性格を知る面白さを、二人の会話にどう生かせばよいのでしょうか。
分析の言葉を相手への答えにするより、本人に聞いてみたい問いへ変える。 その使い方を、具体的な会話例とともに考えます。
1.まずは、自分の経験から一つ選ぶ
エンジェルの無料性格分析では、自分の特徴や長所、すれ違いやすい場面などを読むことができます。ここでは、そうした結果を、日常の会話へつなぐ方法を扱います。
結果を全部説明しようとせず、心当たりのある一文を選んでみましょう。そのうえで、「どんなときに近いと感じたか」を思い出します。
例えば、予定の変更で慌てた経験を思い出したなら、「私は予定を先に知っていると落ち着いて楽しめる方かもしれない」と伝えられます。これは結果の引用ではなく、会話へ移す言い方の例です。
「私はこういうタイプです」と名乗るだけより、その日の出来事も添えれば、相手は何について話しているのかを確かめられます。
2.相手には、結論より質問を渡す
次は、言い換えの例です。右側も決まり文句ではなく、その場に合わせて使うための案です。
| 決めつけになりやすい言い方 | 本人に確かめる言い方 |
|---|---|
| あなたは一人の時間が必要なタイプだよね | 休みの日、一人で過ごす時間はどれくらい大切? |
| このタイプだから、予定変更が苦手なんでしょう | 急に予定が変わるとき、どう相談してもらえると助かる? |
| 私たちは相性がいいタイプだから大丈夫 | 私は一緒に話していると落ち着くけれど、あなたはどう感じている? |
相手が「そうではない」と言ったら、その言葉を受け取ります。分析の説明より本人の話を小さく扱ってしまっては、理解するための会話から離れてしまいます。
また、相手が分析を受けていないなら、こちらが代わりに回答したり、行動からタイプを確定したりはしません。聞きたいのは、その人自身の考えです。
3.結果を見せるかどうかも、本人が決める
性格の話が楽しいからといって、結果全体を交換する必要はありません。「この一文には心当たりがあった」と自分の言葉で話すだけでも始められます。
相手にも受けてほしいときは、「興味があれば、一緒に読んで話してみたい」と提案する程度にし、受けない選択も残します。受けたかどうかを、関係への真剣さの証拠にしないことが大切です。
会話に使う情報を自分で選ぶことと、相手を信頼していることは両立します。本人用の結果URLやメール全体を転送するのではなく、話してよいと思う内容だけを選びましょう。
4.話せたことを、一つの工夫へつなげる
違いが分かったら、「なるほど」で終わってもよいのですが、困っている場面があるなら一つ試せることを相談します。
自分は予定を早めに知りたい。相手は直前まで仕事の見通しが立たない。それなら、「行けそうな日を候補として置き、確定できる時期を知らせる」といった方法が考えられます。
これは、タイプ別の正解を当てはめたものではありません。二人の事情を聞いて作った案です。続けにくければ、その理由を聞いて見直せます。
分析結果を免罪符にして「この性格だから仕方がない」と押し切るのでも、違う性格へ変わることを求めるのでもなく、できる工夫を話し合います。
性格の名前を言い当てるより、相手について一つ新しく知る。 そんな会話なら、性格分析の面白さを、相互理解の一歩へつなげられます。






