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恋愛・婚活のヒント

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成婚率・成立率の数字を見る前に、確かめたいこと

白紙のカードと表示のない電卓を並べた机

婚活サービスを調べていると、「成婚率」「お見合い成立率」「交際成立率」など、魅力的な数字が目に入ることがあります。数字が高いほど自分にもよい結果が出そうに思える一方、何を数えた割合なのかまでは小さくしか書かれていない場合もあります。

数字を疑ってかかる必要はありません。ただ、数字が答えている問いと、自分が知りたいことをそろえるのが先です。「その率は、何人の、何を、いつまでに数えた数字ですか?」と確かめる視点を持ってみましょう。

この記事の目次
  1. 同じ『成婚』でも、数える時点が同じとは限らない
  2. 『成立率』なら、何が成立したのかを聞く
  3. 比較する前に、五つの欄をそろえる
  4. 数字から離れて、利用する一日のことも想像する
  5. 参考資料

同じ『成婚』でも、数える時点が同じとは限らない

結婚相談所などの成婚は、必ずしも婚姻届を提出した意味とは限りません。結婚の意思を確かめてサービスを卒業する、婚約に進むなど、各事業者が説明する成婚の定義を確認する必要があります。

例えばIBJ結婚みらい研究所が2026年10月1日に公表した分析では、成婚率を「成婚者÷(成婚者+退会者)」で算出し、退会者は「通常退会」の会員を指すと明記しています。一方、TMSの公式ページの「加盟相談所の平均成婚率」は、2023年1月~12月の全加盟店の成婚率の平均であり、各相談所で全退会者(他連盟での退会を除く)に占める成婚退会の割合を基にしています。集計の仕組みも対象期間も異なるため、この二つの数字をそのまま比較して優劣を決めることはできません。

『成立率』なら、何が成立したのかを聞く

「お見合いが成立」と「交際が成立」は、同じ出来事ではありません。申し込みに対して面会の合意があったのか、面会後に交際へ進んだのか。分子に数えた出来事が違えば、数字が示す意味も違ってきます。

さらに、申し込み件数を分母にするのか、活動会員の人数を基準にするのか、対象期間はいつかでも、読み方は変わります。「利用者の何%が結婚できるか」という個人の可能性と、ある期間の活動で起きた成立件数の割合を、ひとまとめにしないようにします。

比較する前に、五つの欄をそろえる

表に書き写すときは、①分子に数える出来事、②分母に含む人・件数、③対象となる期間、④途中退会や休会などの扱い、⑤誰がどのデータから集計した数字か、を並べてみてください。未記載なら「不明」と書き、勝手に補わないことも大切です。

例えばA社が「退会者のうち成婚した人」、B社が「入会者のうち一定期間内に成婚した人」を用いていれば、数字が違っても単純な勝ち負けにはできません。確認しても算出方法が分からなければ、比較指標としては使わないという判断もできます。

数字から離れて、利用する一日のことも想像する

割合が分かっても、自分が連絡や面会に使える時間、相手をどう知っていくか、必要なサポートや費用までは決まりません。実際に使う場面を考えるには、各社の公式説明と契約条件を別に確認します。

問い合わせでは「この成婚率の分母と対象期間を教えてください。私が知りたいのは、どの段階を成婚と数えたかです」と具体的に尋ねられます。答えを聞いたうえで、自分が望む活動の形に合うかを考えればよいのです。

数字は、希望を決めるための一つの材料。意味が分かる数字だけを手元に残し、相手の人柄や互いの希望を知るための活動も、同じくらい大切にしていきましょう。

参考資料

IBJ結婚みらい研究所・調査資料(成婚率の算出注記) https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/seikon-hakusho/1178/

全国結婚相談事業者連盟 TMS「数字で見るTMS」(算出条件の注記) https://www.nakoudonet.com/reason/data/

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恋愛や婚活の悩みを考えるとき、まずは自分の傾向や大切にしたいことを知ることが、相手との関係を考える手がかりになります。

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