本文へ

恋愛・婚活のヒント

自分と相手を知ることから、あなたらしい出会いと関係づくりへ。

相手を知る

初対面で感想が違ったとき、聞き返す一往復を考える

同じ作品の見え方を話す二人
この記事の目次
  1. 違いを正すより、理由を聞く
  2. 同じ出来事で二つの返し方
  3. 自分に合わせたように聞こえたら
  4. 一場面で結論を出さない

一緒に展示を見て「面白かったね」と話したら、相手は「私は少し難しかった」と答えた。感想が違うと、会話が途切れそうで焦ることがあります。でも、最初の意見が同じである必要はありません。何が違って聞こえたのかを、一往復だけ確かめることができます。

違いを正すより、理由を聞く

「そんなことないよ、この作品は分かりやすかったよ」と訂正する返事もあります。自分の感想を話すこと自体は悪くありませんが、先に相手の言葉を消してしまうかもしれません。「どのあたりが難しかった?」なら、説明を求めるというより、相手が気になった点を聞くきっかけになります。

「どのあたりが難しかった?」も、言い方によっては説明を求められたように感じるかもしれません。初対面なら、「私は色に目が留まりました。違う印象だったんですね」と、まず自分の見方と相手の感想を並べるだけでも始められます。聞き返すことを、その場の課題にしなくてよいのです。

同じ出来事で二つの返し方

例として、相手が「色はきれいだけれど、何を描いた作品なのか分からなかった」と言った場面を考えます。案一は「私は分かったよ。説明を読めば分かるんじゃない?」。案二は「色が印象に残ったんですね。どのあたりが気になりましたか。私は奥の光の描き方が好きでした」。相手に質問を重ねるだけでなく、自分の感想も一つ添えると、違いを持ったまま会話を続けられます。

一往復で確かめたいのは、作品の正解ではなく、相手がどこを見てそう感じたかです。答えを聞いて自分の感想が変わらなくても、「そう見えたんですね」で区切れます。相手の説明に必ず賛成することも、その説明から矛盾を探してもう一度質問することも、必要ではありません。

自分に合わせたように聞こえたら

自分が強く感想を言った後、相手が「あ、でも面白かったです」と言い直すこともあります。それだけで「気を遣って本音を隠した」とは決められません。自分の言い方が気になったなら、「私は好きでしたが、違う感想でも大丈夫です。難しく感じたところも聞いてみたかったです」と、答えをそろえる必要がないことを伝えられます。

言い直してもらいたくて「本当はどう思ったの?」と迫るより、自分の言い方を引き受ける方法があります。「さっきは私の感想を強く言ってしまいましたね。違う感じ方も聞きたいと思っていました」と伝える。相手の本音を推理するのではなく、自分が作れる話し方の余地を示します。

相手が「色は好きだけれど、全体はよく分からなかった」と戻せたら、「色がよかった点は同じで、全体の感想は違ったんですね」と受け取ることもできます。答えを引き出すために何度も聞き直さず、その話をここで終える選択も残します。最初の違いが出た後も、それぞれの言葉を置ける一往復を考えてみます。

それでも相手が「でも、楽しめました」と言うなら、その言葉を受け取ってよいのです。気を遣っている証拠を探し続けると、今度は相手の答えをこちらが認めない会話になってしまいます。「一緒に来られたのはよかったです」と、感想の一致とは別のことを話す案もあります。

一場面で結論を出さない

その後の反応だけで、相手が柔軟か、価値観が合うかを採点する必要はありません。「今日は私はこう感じた」「相手は別のところを見ていた」と残すだけでも発見があります。長く付き合ううえでの合意形成は別の話題です。まずは軽い不同意の場面で、どちらの感想も置けるやり取りを考えてみましょう。

帰りに思い返すなら、自分が強く言った一言と、その後に言い直せた一言を並べてみます。「そんなことないよ」を「違う感想だったんですね」へ変えられたなら、次に似た場面でも使える言葉が残ります。相手から違う答えが返ったことを、会話の失敗としてだけ片付けずに済みます。

自分の性格を知ることから、次の一歩へ。

恋愛や婚活の悩みを考えるとき、まずは自分の傾向や大切にしたいことを知ることが、相手との関係を考える手がかりになります。

自分の性格を知る(無料)

次に、読みたいヒント

記事一覧へ →