婚活サイトエンジェルTOP/サクセスインタビュー/勝さん、真由さん

NEW! 2025年9月16日掲載

彼といたら不思議と緊張が和らぐ。
彼もそうだといいな。

滋賀県在住
勝さん ( いい加減な他人につかれがち ) 37歳   滋賀県出身   公務員
真由さん ( きっちりな自分につかれがち ) 32歳   岐阜県出身   建築事務所勤務  

※掲載写真はイメージ画像を使用する場合があります。

自己理解がとても大切だと言われる昨今。あなたは自分をどんな人間だと理解していますか? きちんとしてる? 少し大雑把だけどスピードがある? それともおおらかでいて、そうでありながらそれに少しくたびれている、、、とか?色々な方がいらっしゃいますよね。
 
今回ご紹介する真由さんは、ちゃんとした方です。常識があってしっかりしていて、挨拶もきちんとされているし、身だしなみも整っている素敵な方で、誰がどこから見ても、どこに出しても恥ずかしくない女性です。ただ、ご本人はそれに少し疲れていたといいます。かといってハメをはずしたいわけでもなく、自分がわからなくなっていた時にエンジェルを通じて出会ったのが勝さんでした。
 
お互いに「自然と凹凸が一致したかのよう」とおっしゃられる真由さんと勝さん。特に真由さんは、冒頭で見た通り自分を見失っていた時に勝さんと出会ったのでより出会いが印象深くなったとのこと。どのような出会いと変遷を経て、2人はゴールインしたのでしょうか。

エンジェルに登録された時、真由さんは自分を少し見失ってらっしゃったとか?


 

真由さん

そうなんです。といっても別に羽目を外して遊んでいたとか、反対に鬱っぽくなっていたとか、そういうんじゃなくて。きっちりした自分に少し疲れたというか。私は職業柄、数ミリの狂いも許されない仕事だし、自分でも数ミリの狂いが許せません。プライベートでも、本当にきっちりしてるねって言われます。でも世の中ってそんな人ばかりじゃないじゃないですか。


 

勝さん

たしかに初めて出会った日の真由ちゃんは、『私、おかしい女性なんです!引かないでくださいね』って悲しそうにしていて、こっちは何事かと思ったよね。話してみると全然おかしいどころかまともすぎて、最初のアレはなんだったんだろうって少し笑ってしまった


 

真由さん

そんなこと言ってたっけ? そう、思い出した。私、間違いを犯したくないんです。エンジェルを通じて最初のデートの落ち着いたカフェも抜かりなく事前に調べて行ったし、話題だって紙に書いてメモしていった。


 

勝さん

そう!そう!なんか紙を持ってるなと思ったら、綺麗な字で話題が書いてあって、ちょっと笑ったよね。聞けば待ち合わせのカフェも下調べしていたらしいし初デートの中学生みたいなことするなって。しかも調べるとかメモとか男側じゃない?それ。面白すぎるよ


 

真由さん

あー、恥ずかしい。私、いつも恥ずかしいところを勝さんに指摘されて気がつくの。道をそれてないかいつも気になってるから疲れちゃって・・・


 

勝さん

大丈夫だよ、真由は思った以上に真面目で一生懸命だから、道を逸れることは多分ないと思うよ。

おふたりは相性の良さを感じますか?


 

真由さん

はい。率直にいって感じます。私はきっちりな自分に疲れるところがあって、彼はいい加減な人に疲れるところがあるみたい。だからお互いにいると許せあうというか、こんな自分たちもいいよねって褒め合える関係でいられます。それも自然と褒めあえて、高め合える。私つい自分に厳しくしすぎてしまうから、ほんわかした雰囲気の勝さんにほんと救われてる部分がある


 

勝さん

相性のよさ、あるかもしれない。というか確実にあると思います。自分は結構、穏やかだねっていわれるし、人がまわりにいてくれる方だと思う。でも、結構それが負担になることもあって。。。人が周りによってきてくれることはありがたいのだけど、どうしても世の中いろいろな人がいて、中には心がとげとげの人もいるからさ。真由は厳しいんだけど他人にはゆるというか、厳しさを他人に向けることがない。自分自身にはすごくストイックで目標達成にも貪欲だけど、他人にはとても優しい。そこがなんかいいなって思います。


 

真由さん

たしかに勝さんはラーメン屋さんで店員さんから声をかけられたり、コンビニのレジの人に話しかけられたり、やたら人がよってくるね。素敵だと思う。でもそれが本人には負担になっているなんて人間って色々な面があると思った。だって、人から好かれる・愛されるなんて誰もが求めるモノだと思っていたから、、、


 

勝さん

ありがたいとは思ってるよ。ただ、時々人の感情が入ってきすぎて疲弊してしまうんだ。


 

真由さん

そうなんだ・・・私はプライベートでまわりに男性がいないし、男友達もつくらなかった方だからわからなかったけど、大学時代の男子の行動やSNSを見てると男性は「モテたい」という本音があって、モテないことに結構苦しんでる人が多かったイメージ。だから勝さんがモテるっていうか人に好かれることに抵抗があるなんて本当に驚いた


 

勝さん

幼い頃からなんだ。母にも「本当に勝は人から好かれるね。天性のものだね」って言われてた。ただ、老若男女問わず、好意を向けられるってことは実力以上の期待も目線に込められてるってことであり、そんなに良いことはないと個人的には思ってるんだ。

真由さん

びっくり。モテについて語ってる人は多いし、モテたいって根源的な欲望だと思ってた。女性だって雑誌でモテるための服、メイク、小物、立ち振る舞いやマナーなど、とにかくモテることばっかりが掲載されていたイメージ。

勝さん

そうなんだ

真由さん

モテるが絶対正義みたいな世の中・・・でも冷静に考えてみると、モテるって自分勝手な願望だと思う。自分は責任を取りたくない、相手から来てほしいという受け身な願望であり、そして同時に、自分は丁寧にもてなされたいけど、自分は相手を雑に扱いたい、って本音が隠れてる。そんな心じゃモテるわけないんだよね。

勝さん

深いね。そう考えると、誤解を恐れずにいうなら僕がモテたくないのは、相手を雑に扱いたくないっていう願望の表れなのかも

真由さん

素敵じゃない?それ。ますますモテが加速するね!こうしてモテの分野も格差が広がっていくのだなあ・・・

勝さん

社会派だよね、なんだかんだ笑

よく社会について語られますか?おふたりで


 

真由さん

お互い、晩ご飯は一緒に取るようにしてるから、そこでNHKのドキュメンタリーを家族で見ています。すごく考えることがいっぱいある。社会が間違っていると思えることもあるし、、、というか、これだけ間違いだらけの世の中で良く生きてるな私たちって思えてくる・・・。自分の中で仮説や意見を持ちながらドキュメンタリーを見て、お互いに受容しあった関係の中で意見を交換。どちらが正しいというわけでもなく、答えのない問題をひたすらディスカッションしている感じかなー


 

勝さん

晩ご飯を一緒に食べながらドキュメンタリーを見るのは、ふたりにとって意味のある時間だと思ってます。自分は安定した仕事に就いていて、真由も手に職がある。これはあくまで幸運だっただけで、社会には沢山の矛盾や不義、そして悲しみに満ちてる気がして。僕は穏やかなほうだといわれるけど、目をそらしちゃいけない問題もあるんだと痛感します。


 

真由さん

私のまわりには、ゴシップ好きの人も多かった。くだらないとまでは言わないし、噂話は怪しい人からコミュニティを守るという働きがあるのは理解してる。それでも、あまりにあまりな暮らしにうんざりしてた部分はあるの。だからこんな風にディスカッションできる相手が配偶者になってくれて嬉しい!


 

勝さん

そういう意味でも相性は良いと思うね。自分で自分のこと、他人を受け入れる方の人間だとは理解していたけど本当の興味は社会にあったんだ。社会というか世界に。自分にも他人にも、それほど興味はなかったというか・・・


 

真由さん

自分を深く理解できるようになったのも、相性の良いパートナーを選ぶという選択をしたおかげ。その意味でもエンジェルにすごく感謝です。

エンジェル編集後記

真由さんと勝さん。ふたりは結構違う性格をしています。似たもの同士ではないですね。それでも、凸凹がぴったりハマるかのようにお互いを受容しあい、受け入れて心理的安全性の高い家庭を築かれています。仕事が終わったら一緒に晩ご飯を食べながらNHKドキュメンタリーを見て夫婦でディスカッションする生活、大人ですね。
 
結婚とは暮らしそのものですから、歩幅を合わせて歩んでいける人が理想ですよね。収入、つまりお金も切実な問題ですが、スペックや属性、つまり条件面でパートナーを選ぶと痛い目に合いかねません。
 
真由さんと勝さんのように、お互いの凹凸を優しく包み込みあって、しかも暮らしの中で違いをディスカッションへと高めていける。そんな関係っていいですよね。
 
エンジェルでは、このようにベストなパートナーを条件面ではなくあなたの個性と生まれついての性格から、巡り会える相手をご案内しています。暮らしを育んで、一緒に歩める人と出会っていきましょう。