結婚を考え始めると、住む場所、式や会食、家具、旅行など、いろいろな希望が出てきます。「全部大切」と思っても、時間や予算には限りがあります。相手と話すときは、何を減らすかという相談の前に、それぞれが何を大切にしているかを確かめてみましょう。
1.金額の前に、思い入れを聞く
例えば式を開きたい人は、家族に感謝を伝えたいのかもしれません。新居に費用を回したい人は、毎日の暮らしを落ち着かせたいのかもしれません。
例えば「家族と食事をする時間は残したい。大きな会場にはこだわらない」と言葉にしてみます。相手も「旅行の時期は動かせるけれど、新居で休める環境は先に整えたい」と話せるかもしれません。項目を削る前に、実現したいことを一段具体的にします。
2.希望を三つに分けてみる
紙に「ぜひ実現したい」「できればしたい」「後からでもよい」をそれぞれ書き出します。同じ項目が違う欄に入っても、すぐに説得しようとしなくて構いません。
例えば旅行を楽しみにしていたけれど、新生活が落ち着いてからでもよいと考え直すかもしれません。反対に、家族と集まる機会だけは今つくりたいと思うこともあります。
3.予算は生活全体と合わせて考える
何か一つの費用だけでなく、引越しや当面の生活に必要なお金も含めて考えます。収入や貯蓄をどこまで話すかは、関係の段階や二人の納得に合わせて決めましょう。
見積りを見るときは、二人が希望した内容が含まれているか、追加になるものがあるか、申込み後に変更した場合の条件を確認します。見積りを取ったことと、申込みが済んだことも分けておきましょう。相場や割引を、根拠なく予算へ織り込む必要はありません。
4.一度決めても見直してよい
決めたことは、「先に確保するもの」「保留するもの」「申込み前に確認するもの」に分けて残せます。どちらかが家族やお店へ先に約束せず、次に二人で確認する時点を決めておく方法があります。
準備のために生活費や当面必要なお金をどこまで使えるかは、二人それぞれの事情で変わります。支出をそろえることより、何を優先し、何はまだ決めないかを共有するところから始めてみましょう。





