やり取りはしてみたものの、今は会う気持ちになれない。相手は丁寧な人だし、失礼にならないよう伝えたい。でも、「また機会があれば」と書くと、待ってもらうことになるかもしれない。そんなふうに、断る文章がなかなか送れないことがあります。
お断りは、相手の欠点を説明するための文章ではありません。今後の予定について、互いに誤解の少ない形で意思を伝えることを大切にしてみましょう。
まだ会う約束をしていないとき
何度かメッセージを交わしたけれど、次に進まないと決めたなら、相手へのお礼と自分の意思を短く伝えられます。
「これまでお話ししていただき、ありがとうございました。考えたのですが、今回はこの先のやり取りを控えたいと思います。」。感謝と今後の意思が伝われば、言葉を何度も重ねる必要はありません。
相手にまだ期待があるような表現を無理に入れる必要はありません。理由を長く説明したり、相手の性格を評価したりせずに伝えてよいのです。
誘われたけれど、お会いしないと決めたとき
「お誘いありがとうございます。お話ししてみて考えたのですが、お会いする約束は控えたいと思います。せっかくお誘いいただいたところ、すみません。」
こうした言葉は一例です。すべての人に同じ定型文を使うのではなく、実際に感謝していることや今の意思に合う範囲で調整してください。相手に理由を尋ねられても、詳しい事情をすべて話す必要はありません。
予定を決めた後で、取りやめる場合
すでに会う日時を約束しているなら、できるだけ早く相手へ知らせる配慮が必要です。予約がある場合は、キャンセル規定も確認しましょう。
「予定していた土曜日ですが、考えた末、今回はお会いするのを見送ることにしました。日程を合わせていただいた後で申し訳ありません。準備していただいたことに感謝しています。」
別の日を提案するつもりがないなら、「また日を改めて」と書かない方が、お互いに分かりやすくなります。
何度も返事を求められたら、礼儀より安心を優先
断った後にしつこく理由を聞かれる、会わなければ困ると責められる、怖さを感じる。そんな場合まで説明を続ける必要はありません。必要に応じて連絡を止め、利用サービスのブロック・通報機能や信頼できる人への相談を検討してください。
相手の気持ちを傷つけない完璧な言葉は用意できなくても、誠実に意思を伝えることはできます。相手の時間を大切にするためにも、自分の意思が変わらないなら、曖昧な約束を残さず伝えましょう。





