都内での婚活デートにはたくさんのスポットがありますので、どこに行こうかと悩んでしまうところです。おしゃれな街での婚活デートもよいのですが、時には都会の喧騒を離れ、静かな2人だけのデートを楽しんでみるのはいかがでしょうか。
飛鳥山にある『北区飛鳥山博物館』は、JR王子駅に隣接し、都電荒川線利用など交通の便の良い立地に位置しています。博物館内では、トンネルのようなエントランスが、古代ロマン広がる部屋へといざないます。常設展は、北区の自然や歴史、文化を知ることができる『郷土風土資料館』になっていますが、その他にも、荒川の水中と河川敷の動植物を観察できる『大型ジオラマ』や、季節ごとの企画展、北区ゆかりの作家による美術工芸品の鑑賞などができます。展示室内には、博物館キャラクターでもある『コン吉』が、各ゾーンをクイズ形式で楽しませてくれます。2人でクイズに答えながら進んでいるうちに、お互いの距離も縮まっていくことでしょう。ミュージアムショップでは、クイズでお目見えした、飛鳥山博物館のキャラクター『コン吉』のグッズなども販売しています。また、博物館内3階には、ガラス張りの店内から、公園を眺めながらゆったりとくつろげる『カフェ・ヴァーチュ』があるので、博物館をゆったり楽しんだ後には、ゆっくりその日のことを語らえることでしょう。博物館には利用券がなくても楽しめるところもありますので、気軽に出かけることもできますし、雨でも十分に楽しめる施設になっています。憩いを求める、多くの人でにぎわう博物館なのです。
『北区飛鳥山博物館』が位置する『飛鳥山公園』は、日本最初の公園の1つで、都内有数のサクラの名所です。古くは、8代将軍の徳川吉宗の桜の植樹に遡ることができ、1720年(享保5年)に270本、翌年にはさらに1000本の桜を植えたといわれています。飛鳥山には、都心には珍しいモノレールが通っており、山頂まで2分行くことができます。都電や行き交う車を見下ろすのも新鮮です。また、飛鳥山公園内には、茶処『さくら亭』や、売店もありますので、四季の移ろいを感じながら2人の時間を過ごすことができます。また、ライトアップされた噴水は、2人の語らいにもぴったりです。飛鳥山には『北区飛鳥山博物館』の他にも、『紙の博物館』『渋沢史料館』の計3つの博物館があります。日本の洋紙発祥の地でもある北区王子で、紙専門の博物館では世界有数の『紙の博物館』、日本金近代経済社会の基礎を築き、実業界や国際交流などでも指導的役割を果たした渋沢栄一の資料を収蔵展示している『渋沢史料館』も隣接しており、『北区飛鳥山博物館』と合わせ、3館並んで『東京建築賞』を受賞しました。落ち着いた趣は、大人のデートにぴったりの場所です。3館共通券がありますので、全てを一度に堪能することができます。飛鳥山公園に囲まれた自然豊かな開放的な空間で、豊かな歴史や文化に触れてみたい。飛鳥山は、そんなデートにピッタリなスポットでしょう。